◉ 2018.06.22/ 「刀剣・和鉄文化を保存振興する議員連盟」文部科学省へ要望書を提出いたしました。
6月22日、「刀剣・和鉄文化を保存振興する議員連盟」の共同代表をはじめとする皆様が、文部科学省を訪れて、林芳正文部科学大臣と宮田亮平文化庁長官へ要望書が提出されました。

 

以下の五つの提言が示されています。

①刀匠・刀職など、刀剣類の製作技術者の人材育成に努めること。

②日本刀のブランディングを確立する方策と、刀剣類の制作制限に関する見直しにつき、検討すること。

③刀剣関係団体による全国統一の公募展実施を目指し、必要な支援を行うこと。

④美術刀剣等を活用した地域振興・観光振興に資する企画展への支援を拡充すること。

⑤和鉄文化の保存振興のため、和釘の使用拡大に資する文化財造物や美術工芸品の保存修復への支援の拡充、たたら製鉄への振興助成金の増額。

 

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林大臣と宮田長官を囲む議員連盟の皆さん

 

議連共同代表の甘利明元経済再生担当相は「日本刀文化は風前のともしびだ。おそらく、世界最高芸術。武器であり芸術品であるという極めて特異な日本刀の文化を守れるように、たたら製鉄から仕上げまでの工程に関し支援してほしい」と口頭にても要望しました。

自民党各派閥の領袖級に迫られた林文部科学大臣は「いろんな議連が要望に来るが、こんなに重いメンバーなのは初めてだ」と述べられました。

この度の議員連盟による、要望書の提出にて日本刀の伝統や文化、その原材料である和鉄を守ることへの機運が高まり、必要に応じた振興助成金の増額が今後、期待されます。

 

 

 

【取り扱い品】
金属工芸 (置物、花器、香炉)、武具 (兜)、武具 (鎧)、日本刀(太刀、刀、脇差、短刀、槍、薙刀)、お拵え、刀装具(鍔、目貫、小柄、笄、縁頭、)、漆芸品(ぬりもの)、蒔絵工芸、屏風 等
買取も随時いたしております。