筑後柳川住呂周作之 (広木弘邦同人 / 国宝・大般若長光写し)

Tachi : Chikugo Yanagawa jyu Rosyu kore saku / Showa 41 nenn 7 gatsu

銘(表)
筑後柳川住呂周作之
銘(裏)
昭和四十一年七月
 
商品番号
KA-128
価格
1,100,000円 (税・送料込み)
鑑定書
時代
1966年
刃長
73.4 ㎝
反り
2.4 cm
元幅
3.3cm
元重
0.7cm
先幅
2.2cm
目釘穴
1
筑後
銀地太刀ハバキ
 

白鞘入り

(解説)
無鑑査・廣木弘邦刀匠は、昭和23年福岡県にて父で師でもある広木国廣刀匠の長子として生まれ本名は広木順一。少年時代より父の鍛錬所に入り鍛錬道具類を大人同様に使いこなしており、昭和40年に17歳で隅谷正峯刀匠の最初の弟子として入門します。                         入門する以前より既に一人で作刀する技量を持っていたために、師・隅谷正峯刀匠の元を1年足らずで修行を終え、福岡へ戻り父の元で改めて修行に励み数年後、池田末松氏(研ぎ師・鑑定家)が若き広木刀匠の並々なら力量を見抜き、昭和46年自身の刀剣研究の門人として向かい入れ、古名刀の研究を共に行います。 昭和48年神奈川県厚木市に鍛錬所を開設し、鎌倉時代の鍛錬方法の研究に本格的に取り組み、太刀は備前の長船や古備前、備中の青江などを、短刀は山城の粟田口や相州の新藤五国光などの古名刀の制作研究に取り組み、見事に再現しました。   異なる地域の砂鉄の採取から始まり、その製鉄した玉鋼を使い、日々研究に取り組み昭和58年紺綬褒章、昭和60年 伊勢神宮式年遷宮の御神刀を制作、平成8年日本美術刀剣保存協会の無鑑査に認定され同年、鎌倉鶴岡八幡宮にて奉納鍛錬を行ないます。新作名刀展にて文化庁長官賞、毎日新聞社賞、寒山賞、日本美術刀剣保存協会会長賞、全日本刀匠会理事長賞、優秀賞など多くの受賞歴が研究成果として現れました。若い刀匠のために「匠会」を結成させ、若手が日々の励みと目標を見失う事なく、製作に取り組める環境を作ってきましたが、平成25年5月64歳にてお亡くなりになられた事は大変惜しまれます。

本刀は隅谷刀匠への入門から1年後に修行を終え、福岡へ戻った直後に制作されたものです。   国宝の写しに、師の元で学んだ丁子刃を迷いなく見事に表現させた18歳の若者が、並々ならぬ素質の持ち主であった事が本刀より読み取れます。                               呂周銘は若き日に使用した大変数の少ないの前銘です。

国宝・大般若長光の変化に富んだ丁子刃を既に写せる技量であったことで、古名刀の研究に入る時期が早かった結果、名刀の再現をなし得る事ができたのでしょう。

鎬造り、庵棟、身幅広く、中切っ先つまり猪首切っ先となる堂々たる姿、板目肌約み細やかな地沸つき、刃文匂深い華やかな丁子乱れで、重花丁子、袋丁子、所々互の目混じり、足、葉良く入る。 物打ち辺より焼幅を狭くし、帽子乱れ込んで浅く返る、茎生。

本刀は広木刀匠が生涯手元に置いていた呂周銘の貴重な一振りで、ご家族より特別に分けて頂いた国宝写しです。

 

【取り扱い品】
金属工芸 (置物、花器、香炉)、武具 (兜)、武具 (鎧)、日本刀(太刀、刀、脇差、短刀、槍、薙刀)、お拵え、刀装具(鍔、目貫、小柄、笄、縁頭、)、漆芸品(ぬりもの)、蒔絵工芸、屏風 等
買取も随時いたしております。