商品番号
tu-210
鑑定書
保存刀装具
画題
二瓢箪透図
時代
桃山期
材質
鉄
(解説)
変り於多福木瓜形 鉄槌目地 肉彫地透 肉彫耳
背負い籠に、二つの瓢(ひさご)が入り上から眺めた構図は、現代人の感性では見出す事が出来ないもので、鉄味と共に素晴らしい名鍔です。
「しょいかご」は 背中に背負う籠で、山へ農作業に行く時に使用しますが最近では見かけなくなりました。
瓢鍔の本作も、背負い籠となる耳に重圧な重ねがあり、鉄色深々と黒く小淡ゆえ一時代古く見え、桃山期は下らないものです。 槌目地肌の瓢の肉置きが良く、背負い籠を表した耳への入念な肉彫に鉄鍔の持つ力強さが表れる。
価格
御成約済
縦
横
切羽台厚
重量
8.0cm
7.4cm
0.4cm
166g