●蛍雪の功図鐔 (銘)玄松斉政春造
商品番号
tu-226
鑑定書
日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
画題
月光読書図(蛍雪の功図)
時代
江戸時代 
材質
真鍮地
(解説)

竪丸形 真鍮磨地 鋤出高彫 象嵌色絵地透 角耳小肉

◉石黒政春(石黒政常門人・江戸神田住)

中国・東晋に貧しい家庭で勉学に励む孫康(そん こう)という青年がいました。夜が長く冬の寒い中、孫康は寒い窓際に机を置き、月明かりが積もった雪に反射する光を利用して、書物を読み勉学に励みました。こうした努力が実を結び、孫康はやがて立身出世をしました。(中国故事) これが「蛍の光 窓の雪」における「窓の雪」の逸話となっています。本作には、貧しい孫康(そん こう)が岩屋の住において、笹や岩に降り積もった雪に反射する月明かりを頼りに、勉学に勤しむ姿を巧みに捉えています。月、書物、雪などに、四分一(銀)を使用しており又、真鍮地にすることで、僅かな月明かりを表現するなど、思考された優品です。

価格
240,000円
切羽台厚
重量
7.2㎝
6.8㎝
0.35㎝
122g

 

【取り扱い品】
金属工芸 (置物、花器、香炉)、武具 (兜)、武具 (鎧)、日本刀(太刀、刀、脇差、短刀、槍、薙刀)、お拵え、刀装具(鍔、目貫、小柄、笄、縁頭、)、漆芸品(ぬりもの)、蒔絵工芸、屏風 等
買取も随時いたしております。