【刀】   雲生(朱銘) 光遜(花押) 重要刀剣 

【Katana】Unsyou (Shumei) Juyo Token

銘(表)
(朱銘)雲生 
銘(裏)
(朱銘)光遜(花押)
 
商品番号
KA-171
価格
4,200,000円 (税・送料込み)
鑑定書
重要刀剣
時代
鎌倉時代
刃長
66.3cm (2尺1寸8分)
反り
2.0cm
元幅
2.9cm
元重
先幅
2.0cm
目釘穴
1
備前
銀地一重金色絵 鎺
 

白鞘・御拵え

(解説)

鎌倉時代から南北朝期にかけて備前国宇甘庄に、雲生・雲次・雲重と少なくとも数代続く「雲」を冠する一派が現れます。この一派を雲類とまた、居住地の「宇甘」をとって宇甘派ともいいます。備前国に住しながらも、同国の長船鍛冶とはその系統も伝法的にも異にしており、備前伝の中に山城風が混在し、隣国の備中青江派の影響も少なからず受けている点が見受けられます。

初代・雲生は名鑑では乾元頃(1302年)とし、二代を文保頃(1317年)、初代雲生の子に初代・雲次がおり、二代雲生の子に初代・雲重がいたとされています。

本作は、山城風に輪反りとなる姿に、板目肌に杢目交じり、地鉄がよく練れて、小板肌には地沸がよくつき、肉置きが豊かであり、雲類特有の暗帯を伴う不規則な地斑が入り、乱れ映りが立ちます。 刃文は直刃調に小互の目、小丁子、小乱れ交じり、小足と葉がよく入り刃縁、匂勝ちによく小沸がつきます。 地刃共に健全で典型的な作柄であり、雲類の持ち味が存分に表示されている、優れた秀作です。

 

【取り扱い品】
金属工芸 (置物、花器、香炉)、武具 (兜)、武具 (鎧)、日本刀(太刀、刀、脇差、短刀、槍、薙刀)、お拵え、刀装具(鍔、目貫、小柄、笄、縁頭、)、漆芸品(ぬりもの)、蒔絵工芸、屏風 等
買取も随時いたしております。