(解説)
興福寺・西金堂の仏前に火を灯すため、鎌倉時代に制作された、龍燈鬼立像の写しです。
国宝・龍燈鬼立像は、鎌倉時代を代表する仏師・康弁(運慶の三男)の作と言われ、像内に建保3年(1215年)に、法橋康弁が制作したとする、書き付けが遺っていました。
龍燈鬼立像は現在、国宝に指定されており、四天王に踏みつけられている邪鬼を、鎌倉時代に単体で表現する珍しい立像です。仏より大事な役目を授かった邪鬼が、とても楽しい愛嬌あふれる表情で、頑張っています。
両足を開き直立姿勢で立ち、腹前で左手で右手の手首を握り、右手は上半身に巻きついた龍の尻尾をつかみながら、口を一文字に閉じ、頭上に乗せた燈籠を上目づかいでにらんでいます。(国宝・龍燈鬼立像の像高 約78cm )
●本作の作者、根岸昌雲は、明治時代に活躍した京都出身の彫刻家で、師は帝室技芸員の高村光雲です。
明治時代を中心に活躍した昌雲は、明治33年に開催されたパリ万国博覧会(1900年)へも、作品を出品しており、日本を代表する彫刻家でした。
●龍燈鬼立像 (木彫)
高さ ー 約44.5cm
奥行 ー 約12cm
幅 ー 18cm
箱(共箱)高さー 約48cm
(解説)
興福寺・西金堂の仏前に火を灯すため、鎌倉時代に制作された、龍燈鬼立像の写しです。
国宝・龍燈鬼立像は、鎌倉時代を代表する仏師・康弁(運慶の三男)の作と言われ、像内に建保3年(1215年)に、法橋康弁が制作したとする、書き付けが遺っていました。
龍燈鬼立像は現在、国宝に指定されており、四天王に踏みつけられている邪鬼を、鎌倉時代に単体で表現する珍しい立像です。仏より大事な役目を授かった邪鬼が、とても楽しい愛嬌あふれる表情で、頑張っています。
両足を開き直立姿勢で立ち、腹前で左手で右手の手首を握り、右手は上半身に巻きついた龍の尻尾をつかみながら、口を一文字に閉じ、頭上に乗せた燈籠を上目づかいでにらんでいます。(国宝・龍燈鬼立像の像高 約78cm )
●本作の作者、根岸昌雲は、明治時代に活躍した京都出身の彫刻家で、師は帝室技芸員の高村光雲です。
明治時代を中心に活躍した昌雲は、明治33年に開催されたパリ万国博覧会(1900年)へも、作品を出品しており、日本を代表する彫刻家でした。
●龍燈鬼立像 (木彫)
高さ ー 約44.5cm
奥行 ー 約12cm
幅 ー 18cm
箱(共箱)高さー 約48cm
【取り扱い品】
金属工芸 (置物、花器、香炉)、武具 (兜)、武具 (鎧)、日本刀(太刀、刀、脇差、短刀、槍、薙刀)、お拵え、刀装具(鍔、目貫、小柄、笄、縁頭、)、漆芸品(ぬりもの)、蒔絵工芸、屏風 等
買取も随時いたしております。